「分電盤の法定点検に行きます」という悪質な電話
こんにちは!
足立区地元の工務店
浅野工務店の浅野茉里有(まりあ)です^^
先日、OB様邸にお邪魔した際に、とても気になるお話を伺いました。
「分電盤の法定点検をする必要があるので伺います」
という電話が突然かかってきたそうです😮
しかも「東京電力から委託を受けている」と名乗り、
それらしい名刺を首からさげた状態で訪問してきて、
名刺も置いていったとのこと。。。
OB様はどこか引っかかるものを感じながらも、
とりあえず来てもらい分電盤を確認してもらったそうです。
ただ、OB様邸は建替えをしてまだピカピカのお住まい✨
もちろん分電盤も新しいものなので、
「交換が必要です」などの不自然な勧誘はありませんでした。
訪問してきた業者は、あたかも点検している風に
紙にチェックを入れたりしていたそうです🤔
OB様は、念のため東京電力に直接確認したそうで、
“詐欺” だったことがわかりました。
OB様も思わず「やっぱり…!」と思われたそうです。
今回、OB様が冷静に対応してくださったことで、被害には至りませんでしたが、
怪しい業者をお家に入れることで、身に危険がおよぶ可能性もあります😣
分電盤だけでなく、不安をあおるような電話や訪問には十分お気をつけください。
OB様からこのようなお話を聞いて、調べてみたところ、
独立行政法人国民生活センターより、
家庭の電気設備(分電盤を含む)には、法定点検(4年に1回)を電力会社が行う義務がある
この法定点検は、必ず事前に書面でお知らせが届き、登録調査機関の調査員証を持った調査員が訪問、
点検後にその場で何かの契約を勧められることはない
とのこと。
つまり、
電話で法定点検をお知らせすることはない、
電話で法定点検に来るという連絡はおかしい
ということです。
分電盤は経年劣化で不具合が起こることもありますが、
気になる場合は、まず電力会社や信頼できる業者に相談するのが安心です🙂
もし、訪問してきた業者と契約をしてしまっても、
それが特定商取引法の訪問販売に当たる場合は、
契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフが可能です。
判断に迷ったり、不安に感じたときは、
お住まいの自治体の消費生活センターや
「消費者ホットライン(188)」へ早めに相談してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回のブログ更新もよろしくお願いします😸
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