足立区の「住宅に関する価格」は今後どうなる?“家づくりの本質”から考える、新築・建て替え・リフォームの最適解

「建築費が高騰しているとニュースで見るけれど、今は建てどきなのだろうか…」
「予算内で希望の家が建つのか不安で、なかなか一歩を踏み出せない…」
そんな悩みを抱え、家づくりを足踏みしてしまう方は少なくありません。
物価上昇や将来への不安から、資金計画に慎重になるのは当然のことです。
しかし、価格の動向ばかりを気にしていると、本来大切にすべき「家族の暮らし」や「理想の住まい」の形が見えなくなってしまうこともあります。
この記事では、足立区の価格動向をふまえつつ、金額だけでは測れない「家づくりの本質」について解説します。
新築、建て替え、リフォーム、それぞれの選択肢から、ご家族にとって最良の答えを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.「住宅に関する価格」とは?

「住宅の価格」というと、土地の購入費と建物の建築費を合計したものを指しますが、実際にはそこに登記費用やローン手数料などの「諸費用」も加算されるのが一般的です。
これらすべてを含んだ費用が、家を手に入れるための総価格となります。
また、住まいは資産としての側面もあります。
その価値を測る指標の一つが、実際に市場で取引される価格を指す「実勢価格」です。
建物は新築時が最も価値が高く、築年数が経過するにつれて資産価値は変動していくのが一般的であるため、実勢価格は家を「資産」や「モノ」として評価する際の、重要な基準となります。
2.家の価値は性能だけでなく、目に見えない「想い」

一方で、私たちが日々暮らす場所としての「家の価値」は、金額や資産価値といった数字だけで測れるものではありません。
もちろん、断熱性や耐震性といった性能は、家族の安全と健康を守るために欠かせない要素です。
しかし、高性能な家が、必ずしもご家族にとって「最高の我が家」になるとは限らないのが家づくりの奥深いところです。
本当に価値のある住まいとは、「ここでこんな時間を過ごしたい」「家族とこんな思い出を作りたい」という、ご家族一人ひとりの「想い」が込められた家ではないでしょうか。
図面や見積書には表れない、目に見えないこだわりや愛情が反映されてこそ、長く住み続けるほどに愛着が深まり、価格以上の豊かさを感じられる場所になるのです。
3.足立区で家づくりを考えるときに大切な視点

ここからは、「足立区」という地域ならではの魅力と、その土地で家づくりをする際の大切な視点についてお話します。
(1)足立区に住みたい「想い」からはじめよう
都心へのアクセスがよく、公園や自然も多い足立区は、子育て世代にも人気のあるエリアです。
「生まれ育ったこの街で暮らしたい」「利便性のよいこの場所で子どもを育てたい」。
そんな足立区への愛着や期待こそが、家づくりの原動力になります。
まずは、なぜ足立区に住みたいのか、この街でどんな生活を送りたいのかを整理してみるのがおすすめです。
地域への想いが明確になると、土地選びや間取りの優先順位もおのずと定まり、ご家族にとって本当に心地よい暮らしのイメージが湧いてくるでしょう。
(2)家族ごとの『見えない想い』も大切
「足立区に住む」という大きな枠組みのなかには、ご家族ごとの日々の営みがあります。
「週末は家族みんなで料理を楽しみたい」「仕事から帰ったら、静かな場所でくつろぎたい」。
これらは図面や見積書には表れない、目に見えない大切な「想い」です。
こうした日々のささやかな願いを丁寧に汲み取ることで、はじめてそのご家族にフィットした家が生まれます。
言葉にしにくい感覚的な要望も、じっくりと対話を重ねることで形になり、世界に一つだけの居心地のよい空間が実現します。
(3)小さな土地でも理想の暮らしは実現できる
人気のエリアの足立区は、狭小地が多く、「この広さでは希望の家は建たないかもしれない」と不安に感じることもあるでしょう。
しかし、土地の制約があるからこそ、工夫に満ちた「自分たちだけの家」を建てられるともいえます。
設計の工夫次第で、コンパクトな土地でも広がりを感じられる空間はつくれます。
限られた条件をマイナスと捉えるのではなく、「この土地でどう快適に暮らすか」という視点で知恵を絞ることで、足立区での理想の暮らしを実現しましょう。
4.足立区の「住宅に関する価格」は今後どうなる?

足立区では、今後住宅の価格はどう推移していくのでしょうか。
歴史的な背景や足立区ならではの事情を交えて解説していきます。
(1)建築費は高止まりしたままで推移する?
建築費については、今後も高止まり、あるいは緩やかに上昇していく可能性が高いと予測されています。
一時期話題となった「ウッドショック」自体は収束しつつありますが、円安や物流コストの高騰により、木材価格は依然として高い水準で推移しているためです。
さらに大きな要因として、2025年4月から始まった「省エネ基準への適合義務化」が挙げられます。
断熱性などを高める「住宅のハイスペック化」が必須となったことで、一般的な住宅でも建築費は以前より高くなる傾向があります。
職人の人件費も上昇基調にあるため、値下がりを待つよりも、必要なタイミングで動くことが結果的にコストを抑えることにつながるかもしれません。
(2)足立区の「住宅に関する価格」の推移と今後
一方、足立区においては、地方都市のような極端な資産価値の下落は起こりくいと考えられます。
都心への利便性が高い足立区は土地の需要が底堅く、地価が安定しているためです。
例えばダイヤモンド不動産(※)では、足立区の10年後の地価は+18%になると予想しています。
土地の価値が守られることは、将来的な資産形成の面でも大きな安心材料となるでしょう。
また、建築業界全体で職人不足が深刻化しており、人件費は右肩上がりで推移しています。
確かな技術を持つ職人に対しては、適正な対価が必要です。足立区の資産性と、質の高い施工への投資という意味合いを理解しておくと、価格に対する納得感も変わってくるはずです。
※参考:ダイヤモンド不動産
5.「新築・建て替え」と「リフォーム」の違い

今の家を活かすべきか、新しく建て直すべきか。
それぞれの特徴と、快適さを実現するためのポイントについて見ていきましょう。
(1)昔の家と今の家の違い
昔の家と現代の家では、性能面に大きな違いがあります。
かつての日本の住宅は、高温多湿の夏を乗り切ることを重視し、冬の寒さへの対策が不十分なケースが多く見られました。
対して現代の住宅は、断熱性や気密性が格段に向上しています。
今の基準で建てられた家は、少ないエネルギーで一年中快適な室温を保てることが特徴です。
ヒートショックなどの健康リスクも軽減され、光熱費の削減にもつながります。
(2)建て替えても暖かい、リフォームでも暖かい
このような違いを知ると、「暖かい家にするには、建て替えるしかない」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
もちろん建て替えれば最新の断熱性能を実現しやすいですが、リフォームであっても、例えば窓の断熱を強化する「省エネリフォーム」や、家の傾きなどによるすき間風が入らないようにする「部分リフォーム」など、各ご家庭に応じた適切な施工を行えば十分暮らしやすい暖かさになります。
浅野工務店では、ご予算に応じたリフォームの相談も承っています。
小さな部分リフォームで、窓からの冷気やすき間風がなくなり「暮らしやすくなった」というお声もいただけています。
2026年も国の「先進的窓リノベ2026事業」などの省エネ補助金制度も継続されますので、この機会にリフォームをとお考えの方は、お気軽にご相談ください。
6.新築・建て替え・リフォームをする「最適な時期」とは

では、具体的にどのタイミングで決断するのがよいのでしょうか。
市場の動向とライフプランの両面から考えます。
(1)市場の動向:建築を先延ばしするメリットは少ない
先述の通り、建築費は今後も緩やかに上昇、あるいは高止まりする傾向が予測されています。
もし「いつかはきれいにしたい」と考えているのであれば、先延ばしにするメリットは少ないかもしれません。
決断が遅れるほど、同等の仕様でも費用負担が増える可能性があるためです。
また、早い段階で工事を行えば、それだけ長く快適な住環境で暮らせる時間が増えます。
コスト面のリスクヘッジだけでなく、「快適な暮らしを一日でも早く手に入れる」という前向きな視点で、時期を検討してみるのがよいでしょう。
(2)ライフプラン:生活資金と住宅資金のバランスが大切
家づくりにかける予算は、建築費だけで決まるものではありません。
お子様の教育資金や老後の生活資金など、人生全体のお金の流れを把握したうえで、住宅に充てられる適正な予算を割り出すことが大切です。
無理のない返済計画であってこそ、新しい家での生活を心から楽しめます。
建築費の相場を知るだけでなく、生活資金と住宅資金のバランスを総合的に相談できる環境があると安心です。
専門家に相談したうえで、建て替えやリフォームをする時期を考えるとよいでしょう。
7.専門家に相談するメリット

最後に、迷っている方にこそおすすめしたい、専門家への相談についてお伝えします。
(1)解決策は一人ひとり違う
家づくりの正解は一つではありません。
敷地の条件、ご家族の構成、予算、そして何より「どんな暮らしをしたいか」という想いによって、ベストな選択肢は異なります。
ネット上の情報だけで判断せず、ご自身の状況に合わせた提案を受けることが近道です。
地域に精通したプロであれば、足立区特有の事情も踏まえたうえで、自分たち家族にとっての解決策を提示してくれます。
建て替えかリフォームかで迷っている段階でも、それぞれのメリット・デメリットを比較検討することで、納得のいく方向性が見えてきます。
(2)建て替えても大丈夫
建物の老朽化が激しかったり、間取りを根本から変えたかったりする場合は、思い切って建て替えを検討するとよいでしょう。
地盤や基礎から新しくすることで、次の世代まで安心して住み継げる強固な住まいを実現できます。
最新の耐震基準や省エネ基準に適合させることで、住宅ローン減税などの優遇措置を受けやすくなるのもメリットです。
何より、白紙の状態から自由にプランを描けるため、ご家族の今のライフスタイルにぴったり合った理想の住まいが叶います。
(3)リフォームしても大丈夫
愛着のある我が家を残したい、予算を抑えながら性能を上げたいという場合は、リフォームが適しています。
柱や梁など思い出の詰まった部分を活かしながら、キッチンや浴室を最新の設備に入れ替えたり、断熱改修を行ったりすることで、住み心地は劇的に向上します。
「古い家だから」と諦めることはありません。構造補強と断熱施工を組み合わせれば、新築のように快適で安全な住まいに生まれ変わります。
使える部分を大切に使い続けることは、環境への配慮という点でも意義のある選択といえるでしょう。
(4)今の気持ちや考えを相談してみよう
「まだ具体的ではないけれど、話だけ聞いてみたい」「予算が合うか心配」といった、漠然としたお悩みでも構いません。
まずは専門家に今の気持ちを話してみることで、頭の中が整理され、やるべきことが明確になります。
そのようなときには、地元の工務店に相談するのがおすすめです。
地元に愛着を持って長く営業している工務店なら、親身になって話を聞いてくれるはずです。
家づくりのパートナーとして相談に乗ってもらう感覚で、気軽に声をかけてみてください。
その一歩が、理想の暮らしへの扉を開くきっかけになるでしょう。
8.まとめ

足立区の家づくりは、地域の特性を理解し、ご家族の「想い」に寄り添うことから始まります。
価格の動向は気になるところですが、それ以上に「どんな毎日を過ごしたいか」を大切にすることで、後悔のない選択ができるはずです。
浅野工務店は1967年の創業以来、足立区に根差して家づくりのお手伝いをしてきました。
新築も、建て替えも、リフォームも、それぞれの選択肢のなかで、お客様にとっての「最適解」を一緒に考え、形にしていきます。
まずはお気軽にご相談ください。
著者プロフィール
浅野工務店株式会社 代表取締役社長
以来、足立区専門の地域密着型工務店として、お客様の住まいに対する不安や不満を解決することを使命とし、一つ一つの仕事を丁寧に、誠実に取り組んでいます。
足立区ならではの住環境や特性を誰よりも理解しているという自負のもと、地域住民の方々がより快適に暮らせるための提案を行っております。
足立区にしっかりと根を張り、地域の皆様に末永く愛される工務店を目指し、日々精進しています。
- 【最終更新日】2026年01月06日 10:48:34
- 【投稿日】2026年01月06日 10:48:33



